バッカス・TAKA
●諏訪部孝道・ワインセミナー講師 上智大学経済学部卒業、専門は企業の経営コンサルタントで、イタリア、フランス、アメリカなど海外に行く機会が多く、ビジネスをはじめ、趣味は、ワイン、テニス、ゴルフ、ラグビー、スキーに、囲碁、絵画・・・・など幅広い。
ワインのクイズをしてみませんか?~クイズの答え~
DATE:2008.7.23
前回、前々回のワインクイズの答えです。
1、何本かの複数のワインを飲むとき、どれが正しいですか。
正しいもの二つ選んでください( 3 )( 5 )。
1)赤ワインから飲んで、シャンパンを最後に飲む。
2)白から赤を飲み、最後にシャンパンを飲む。
3)シャンパンからのんで、白を飲んで赤を飲む。
4)コクのある赤から飲んで、軽い赤を後に飲む。
5)軽い赤から飲み、コクのある赤を後で飲む。
軽いものから飲むと、繊細なシャンパン、白の旨さがよく味わえる。赤ワインも、濃厚な赤ワインから飲んでしまうと、繊細な味が消されて美味しく感じられないから、軽いものから飲めば、すべての美味しさがしっかり味わえるのです。
2、スパークリングワインの名称を選んで記入してください。
1)アメリカでは( 4 ) 2)イタリアでは( 2 ) 3)フランスでは( 5)
4)スペインでは( 3 ) 5)ドイツでは ( 1 )
①ゼクト ②スプマンテ ③カヴァ ④スパークリングワイン ⑤シャンパン
フランスのシャンパーニュ地方でできるものを「シャンパン、シャンパーニュ」と呼ぶ(どちらでもよい)。
シャンパーニュ以外でつくられたスパークリングワインを「ヴァン・ムスー」とよび、ロワールでは「クレマン」を使う。
3、香りの内容によりワイン用語が使われている
1)樽や瓶内での熟成中にできる香り( 3 )
2)ぶどう品種により本来の備わっている香り( 4 )
3)アルコール発酵、マロラクティック発酵による香り( 1 )
4)上記三つの特異な香りが混ざり、瓶内の熟成中にできる香り( 2 )
①第二のアロマ ②ブーケ ③弟三のアロマ ④第一のアロマ
最も簡単に表現するなら、「ぶどう品種により本来備わっている香りをアロマ」といい、「樽や瓶内での熟成中にできる香りをブーケ」と理解しておくと分かりやすいです。
4、ヴィンテージのいい年と悪い年を順位に合わせ選択してください。
1)最高にいい年( 2 )
2)次に最高にいい年( 1 )
3)次に素晴らしくいい年( 3 )
ダントツに最高の当たり年は「1990年」続いて「2005年」、あとは、1996年、1998年、2000年、1989年などが素晴らしいヴィンテージと覚えておくとよいでしょう。
4)とても悪い年( 5 )
5)次にとても悪い年( 4 )
6)次に大変悪い年( 6 )
いい年①1996年 ②1990年 ③2005年、 悪い年④1977年 ⑤1972年 ⑥1974年
5、フランス・ボルドーの川の名前とワインの産地名を選択してください。

1)ボルドーの右岸ワイン産地に隣接している川の名前は( ② )
2)河口が大西洋に面してる川の名前は( ① )
3)ボルドーの左岸のグラーヴなどワイン産地に隣接する川の名前は( ③ )
4)ボルドー左岸のオーメドック・ワイン産地を北寄り(海寄り)から順に記入 ( ⑦ ) ( ⑥ ) ( ⑤ ) ( ④ )
5)ボルドー右岸のワイン産地は ( ⑧ ) ( ⑨ )
①ジロンド川 ②ドルドーニュ川 ③ガロンヌ川 ④マルゴー ⑤サン・ジュリアン
⑥ポヤック ⑦サン・テステフ ⑧サン・テミリオン ⑨ポムロール
ボルドーのこの三つの川は覚えておくと便利です。さらに、ボルドーの左岸と右岸の内容を理解しておくといいですね。
6、葡萄の種類とその特徴的なワインの味を記入してください。
1)ピノ・ノワール種 ( 1 )
2)カベルネ・ソーヴィニヨン種 ( 2 )
3)メルロー種 ( 3 )
①香高く酸味の美味しさが特徴的 ②渋みの美味しさが特徴的
③香高く濃厚でアルコール度が高く、渋みと酸味のバランスがよいのが特徴的
この三種類は、しっかり意識して飲んでください。特に、自分の好みがこの三種類で順位をつけられるか。
これができたら、「マイワイン探し」は早いです。
7、言葉の意味を記入してください
1)テロワール ( 3 )
2)マセラシオン ( 1 )
3)マロラクティック発酵( 4 )
4)ヴァン・ド・ペイ ( 2 )
①赤ブドウの果皮をブドウジュースの中につけて、果皮の色やタンニンなどを浸透させる作業
②地場のワイン ③ブドウ畑の生育環境のこと、気候、土壌、水はけ、傾斜、標高、地形など。
④リンゴ酸を自然な方法で乳酸にかえること。ワインの酸味が柔らかくなる。
8、国や地域に特有の葡萄について記入ください。
1)カリフォルニア ( 5 )
2)オーストラリア ( 4 )
3)イタリアのピエモンテ ( 1 )
4)フランスのアルザス ( 2 )
5)チリ ( 6 )
6)アルゼンチン ( 3 )
①バルベーラ種 ②リースリング種 ③マルべック種 ④シラー種 ⑤ジンファンデル種 ⑥カルメネール種
オーストラリアでは、シラー種はシラーズ種と呼ぶ。
9、世界のワイン生産国トップ3を順位をつけて記入のこと
1)生産量一位の国 ( 1 )
2)生産量二位の国 ( 6 )
3)生産量三位の国 ( 7 )
①フランス、②アメリカ、③アルゼンチン ④チリ ⑤ドイツ ⑥イタリア ⑦スペイン
四位はアメリカ、五位はアルゼンチンです。そして、世界最大の生産国フランスも2015年には、スペインに抜かれるとの調査データーが発表されています。

10、世界のワイン消費国トップ3を順位をつけて記入のこと
1)消費量一位の国 ( 1 )
2)消費量二位の国 ( 6 )
3)消費量三位の国 ( 7 )
①フランス、②アメリカ、③アルゼンチン ④チリ ⑤ドイツ ⑥イタリア ⑦スペイン
四位はアルゼンチン、五位はドイツです。この回答は一人当たりの消費量の意味で出題したのですが、
少し曖昧でしたね。国別の消費量で行けばフランス2600万ヘクトリットル、イタリア2300万リットルですが、2015年には、アメリカが3300万ヘクトリトルで一位に躍り出ると予測しています。(読売新聞2008年)
2005年では①フランス、②イタリア、③アメリカ、④ドイツ、⑤英国,⑥アルゼンチン⑦スペインが
2010年には①アメリカ、②イタリア、③フランス、④ドイツ、⑤英国、⑥アルゼンチン、⑦スペインとの予測もあります。いずれにしてもアメリカが急浮上し、フランスが三位転落するそうです。
11、味覚を感じる位置を示しなさい
人の舌は場所によって感じる味覚は異なるのです。
1)舌の先は( 1 )を感じる場所、
2)舌の側面は( 3 )を感じる場所、
3)舌の奥は( 2 )を感じる場所。
①甘味 ②苦味・渋み ③酸味
このことも覚えておくと、テイスティングで役に立ちますから。
12、フランスの5大シャトーはどれか、記述に合わせてワイン名を選んでください。
1)( 3 )は、5大シャトーの中でも、最も信頼度が高く長期熟成が可能な、複雑で非常に深いコクを持つ、驚くほど力強い味わい。タンニンは甘く、驚くほど存在感・凝縮感があり、ブドウの完熟感がある格別な純粋さを感じさせる、正に世界で愛されるポイヤック最高の逸品です。
2)( 5 )は、シャルル・シュヴァリエ氏の管理の下で、1995年以降、歴史的かつ記念碑的なものとなるワインをすさまじいばかりに連続して最高のワインを送り出している。ロマネ・コンティ畑の争奪戦に負けたポンパドール夫人が、ブルゴーニュワインの代わりに、大変贔屓したことでも有名です。
3)( 4 )は、『最も高貴なフランス・ワインの女王』 と称される、『5大シャトー』の中でも最も優美なワイン。 その味わいは、力強さと繊細さ、豊穣さと細密さ、コクと香りの相対する要素を兼ね備えた比類なきワインと言われています。 文豪ヘミングウェイ もこのワインに魅了された一人。
4)( 2 )は、100年以上変わらぬ、ボルドー・メドックの格付けを、唯一覆したワイン。1855年のボルドー・メドックの格付では『第2級』でしたが、惜しみない品質の向上に 努めた結果、1973年に『第2級』から『第1級』へ昇進し『5大シャトー』の仲間入りを果たした唯一のワインです。
5)( 1 )は、フランス・ボルドー地方の第1級シャトー(5大シャトー)の1つ。
元来この格付けは、「メドック地区」のワインの格付であったのですが、唯一「メドック地区」以外からエントリーされ、しかも第1級の格付けを得ています。1855年の時点で既に実力と名声を持つこのシャトーを無視した格付けはできなかったと言われている程に突出しているワインです。
第3代アメリカ大統領ジェファーソンが愛飲したことで有名です。
①シャトー・オーブリオン 、②シャトー・ムートン・ロートシルト 、③シャトー・ラトゥール 、④シャトー・マルゴー 、⑤シャトー・ラフィット・ロートシルト
バッカス・TAKA
全部できれば、53点です。何点取れますかね。腕試しですね。
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takaさん、こんにちは。
クイズ面白かったです。
フランスのワイン消費量が将来3位に落ち込んでしまうという予想は何かショッキングですね。
アメリカが1位で抜いてしまうんですね。
う~ん・・・中国はどうなんでしょう?
name: ベアー | date: 2008.7.28 at: 16:27
ベアーさん、こんばんわ!いつもありがとう。
初めて、クイズ形式にしてみましたが、クイズも面白いですよね。
そう、最近、中国の存在が気になりますよね。いろいろな分野で中国の話題がでてきますからね、いいにしろ、悪いにしろ。
さすがに今後、消費量の大幅な伸びが期待されているのは中国とロシアみたいです。WANDS・ONLINEによると、中国では自国産ワインの生産が伸びたことでワイン消費が加速しているそうですよ。2005年の消費量は2001年対比で22.45%増を記録、世界10位のワイン消費国となり。2010年にかけてはさらに36.10%増と高い伸びが期待されているそうです。また、ロシアの消費量も2001年から2005年にかけて37.28%と大きく成長し、世界9位。2010/2005年の推定伸び率も29.97%と高い。
世界のワイン消費量を見ると2001年から2005年までの4年間に消費は4.15%増え、2億2788万1000hL(303億8400万本)に達している。今後、2010年までにさらに4.8%増加し、2億3882万5000hL、(318億4300万本)になるそうです。
売上高(小売ベース)をみると、2005年時点で1069億8500万ドル(2001年対比9.8%増)。
この金額は化粧品の全世界市場売上高に匹敵するという。2010年のワイン販売額推定は1170億3800万ドル(2005年対比9.4%増)。
ワインの世界10大消費国(フランス、イタリア、米国、ドイツ、英国、アルゼンチン、スペイン、ルーマニア、ロシア、中国)とトップ10にはいってきてますね。
売上高ではすでに米国が2005年時点で191億7000万ドルと世界一の座にあるのです。
ただ、量ばかりでなく、質の面からもとらえておかないといけませんね。
name: バッカス・TAKA | date: 2008.7.28 at: 22:49
TAKAさんこんにちは。
ワインの生産国第8位に中国がきていますね。オリンピックも近いですし、中国ワインが売れるんでしょうか!?あんまり中国には、ワインのイメージがなかったですが、TAKAさんは飲んだことはありますか?どんな味なんでしょう(?_?)
name: kaori | date: 2008.7.30 at: 14:37
Kaoriさん、こんばんわ! その1
中国は、13億人と人口の数だけ強調されていますが、実は、いま質の変化が注目されているのです。最近の殺虫剤入り餃子事件をはじめ、農薬問題などでずいぶん前から中国人の中でも不安視されてきたので、4~5倍と高くても日本製の食材を購入するとか、信頼できるメーカの安全な食材を高くても求める中国富裕層が著しく増えているのです。
それに、これまでは、高齢者が少なかったのですが、2000年ごろから、高齢化社会に入ったといわれています。
2007年末までの全国の60歳以上の高齢者人口は1億5000万人まで増加して、全国総人口の11.6%を占めるようになったのです。ベビーブームの影響で、10~50歳の人口が多いのです。
name: バッカス・TAKA | date: 2008.8. 1 at: 01:30
その2
これから10、20、30、40年先にはものすごい高齢社会の到来なのです!高齢者の2000年比率は7%(8900万人)でしたが、2020年17%(2億5000万人)、2050年には30%(4億人を超える)と高齢者巨大国に変貌していくから、これから中国は、本格的に量と質の両面から、世界の飲食市場に衝撃的な影響を与えることになるのですね。
大衆ワインと富裕層の高級ワインが驚異的な売上と消費量となって、新記録を塗り替えていくことになるでしょう。これに、インドが続き2000年10億人、2030年14億5000万人と中国を抜くそうです。インドは、就業者人口が多くしっかりしているので、消費力も高いから中国以上に驚異となるでしょうね。
さて、最後に中国産ワインは飲んだことないですね。インドワインは飲みましたが、友達がこれどうですかと持ってきたのですが・・・未熟さがあり10~15年は質的にかかりそうですね、味に旨さとか熟成のコクだとかがないフラットな感じでした。でも、高地のいい畑のワイナリーのものは、しっかりしたワイだそうですから、3000~5000円くらい出さないとダメなのかもしれませんね。
聞くところによると、インドもEUへの輸出で農薬検査に引っ掛かってダメだしされたようですよ。
今度、機会がありましたら、珍しい国のワイン体験を聞かせてください。
name: バッカス・TAKA | date: 2008.8. 1 at: 01:53
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