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バッカス・TAKA

●諏訪部孝道・ワインセミナー講師  上智大学経済学部卒業、専門は企業の経営コンサルタントで、イタリア、フランス、アメリカなど海外に行く機会が多く、ビジネスをはじめ、趣味は、ワイン、テニス、ゴルフ、ラグビー、スキーに、囲碁、絵画・・・・など幅広い。

ワイン日和ブログとは?

 

楽しいワイン講座 ~前編~

DATE:2008.3.17

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  ~仲間でテイスティング!~
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仲間10人で、私が美味しいワインを持ち込み、皆でテイスティングしてみました。
女性が4人まじり、皆さんワイン好きの方たちばかり。
しかも、皆さん熟年の偉いかたばかりなのです。
皆さん素敵な仲間たちと、いつも週末みんなでワインを持ち込み7~10本飲む方たちです。
相当なワイン好きな方たちです。とてもお酒が強くて、驚くほどたくさん飲みます。
ところで、テイスティングに持ち込んだワインは、上質ワインが二本。
フランスを代表するボルドーワインマルキ・ド・カロンブルゴーニュドルーアン・ラローズです。

前者は、ボルドーサン・テステフの有名なシャトー・カロン・セギュール(エチケットにあの大きな愛らしいハートのマークがある、とても印象的な人気のワイナリー)のセカンドです。カベルネ・ソーヴィニヨン種60%、にメルロー30%、カベルネ・フラン10%とメルローの比率がおおいのです、2005年もの。
後者は、ブルゴーニュジュヴレイ・シャンベルタン村の優れものです。ピノ・ノワール100%、2004年もの。
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テイスティングのはじめは、ブルゴーニュのジュヴレイ・シャンベルタンでグラスに注ぐと、皆さんから、「うわ~!きれいな色。」と歓声があがった。
そう、色が淡くて赤紫がとってもきれいで、透明感がすごい。
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皆さんでしたら、「これは(この淡い色)は、北のワインだ!」とすぐにいいたくなるでしょうね。
そして、国が分かったら、すかさず、「北のワインで、香りが命のピノ・ノワールのワインだ!」とね。
葡萄の種類まで当ててしまうでしょうね。
北の地、冷涼な地域でおいしいワインを造るのは90%「ピノ・ノワール」しかない!
飲まなくても、ワインの色から、どんなワインなのか推測できちゃうのですね。

濃い紫のいつものガーネット色でなく、輝くほどの透きとおった赤紫のワインカラーを見た瞬間、驚きと綺麗な明るい色に、感嘆したのでした。
「香りがいい!」の声が続く。
「酸の味がする」。
そうなんです。ピノ・ノワールのワインは、、香りが命です。

ふくよかで気品のある優雅な香りは、グラスに注ぐそばから、
素晴らしい香りがあたり一面に漂いひろがります。
口に含むと酸味と熟成された深みのある濃縮感に、
バランスのいい美味しさがしっかり伸びてくる。
「これは、酸味のとても美味しいワインだ!」となりますね。
ふくよかな香りと相まって、酸味のきめ細かな美味しさが口のなか全体をおしあげてくれます。
大きなグラスで飲んだら、美味しさはさらに倍加されることでしょう。
ピノ・ノワールの味わいは、落ち葉や腐葉土、土の香りがします。
 熟成するにしたがいトリフの香りがします。
ブルゴーニュのピノ・ノワールワインの最高は、「ロマネ・コンティ」ですから、
その美味しさ優雅さは、まさに、、世界の愛好家から好かれる訳が分かるような気がしますね。

次のテイスティングは、ボルドーのマルキ・ド・カロンです。
グラスに注ぐと、先ほどのワインの色とは全く違う、とても濃いガーネット色をしています。

290t.jpg
香りもしっかりした濃厚な香りです。
具体的には、紅茶や枯れ葉の香り、さらに腐葉土の香りがします。
そして、熟成が進むにつれ黒トリフの香りがしてきます。

口に含むと、酸味が少ないけれどコクがある。しっかりした渋味の、タンニンが感じられます。
ふくよかな、ボリューム感が美味しさを高めています。
「とっても渋味の美味しいワインです!」となります。
「そして、とても飲みやす!」
コクがありボリューム感もあり、とても飲みごたえのある美味しいワインです。
それもそのはず、ボルドーでは超有名な醸造家で、
かの最高峯にある、シャトー・ラツールや、シャトー・ラフィット・ロッチルドの畑も所有していたのですから。
それでも、カロン・セギュール侯にとっては、、カロン・セギュールの畑にことのほか愛着があったようです。

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サン・テステフは、ボルドーの中では、粘土質が多いので、
美味しいメルローができるのです。ボルドーの標準は、カヴェルネ・ソーヴィニヨン80%、メルロー15%、カベルネ・フラン5%ですが、
サン・テステフでは、カヴェルネ・ソーヴィニヨンが45~60%の比率と少ないのです。
その分メルローが多いので、香りとアルコールによるふくよかなしっかりした、ボリューム感が生まれるのです。
まさに、ボルドーのお家芸になっている複数のブドウをつかう「混醸」の素晴らしい知恵なのです。
渋味と酸味とアルコールのバランスの素晴らしさが、ボルドーの個性的な美味しい味わいを作り出しています。

渋みが豊富なボルドーでも、地域により個性豊かなワインが造られています。
ポイヤックは一番タンニンの渋さがしっかり感じられるワインで、
サン・ジュリアンマルゴーはバランスよく、きめ細かなタンニンのワインなのです。

テイスティングしたワインは、何といっても、フランスを代表する二大ワインですから、これでワインの好みが分かるのです。
このときも、テイスティングの結果は、
自分好みのワインがしっかり分かったようで喜んでました。
どちらが好きか聞いたら、ボルドー派は6人、ブルゴーニュ7人(うち3人が両方好き)でした。

612t.jpg     
私のワイン講座でも、60回ほど開催してますが、
平均するときれいに二分してますね。
この自分の好みのワインを飲んでいくと、
どんどん、自分の好みに合った本当に美味しいワインを見つけられるし、飲むことができるのです。
そして、何処の国のどのワイナリーのワインが
自分に合うのかも、しっかり分かるようになりますし、
自分の好みのワインを、に、いろいろなワインの美味しさの特性や良さが分かり、ワインの幅がものすごく広がっていきますよ。


~次回へ続く~

バッカス・TAKA

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Comment(6)

ワクワクしますね。TAKAさん。
私は、仲間がいても、一人ガブガブ飲んでしまう、ダメ人間ですが、今回、仲間と楽しむ!ことを実践してみます。楽しみが倍増しますよね!!
ボルドーもブルゴーニュも大好き!
でも美味しければ何でも大好き!
です。

name: 真理 | date: 2008.3.18 at: 14:24

TAKAさん、こんにちは。
濃いガーネット色のマルキ・ド・カロンにウットリとしてしまいました!素敵な写真、ありがとうございます!!
今週末も、仲間と会話が弾みます♪
ワインに限らずかもしれませんが、友人と会話を楽しみながら飲むと、どんどん飲めてしまうし、味わいも変わる気がします。
おいしいワインが更においしく感じます。
ワインの魅力です♪

しかし女性4人で7~10本って・・・(笑)
見習います!

name: やま | date: 2008.3.18 at: 16:35

グラスに注がれた深いガーネット色、本当に美しいですね!写真が本当にきれい!バックの緑ともあいまって、おいしそうですー(>o<)!

最近は飲んでる時にほとんど酔わないくせに、2日酔いはするようになってきました。年・・・でしょうか(笑)

name: Kaori | date: 2008.3.19 at: 00:27

真理さん、こんばんわ! いろいろワインを飲んでいるようですね。友達と楽しく飲む、ワインの美味しさを味わって飲むと、ほんとうにどんどん
楽しくなりますよ。そう、友達との会話がまたいいですね。私はねっから、みんなでワイワイ楽しむのが好きですから、いつも仲間と一緒にワインはのみます。好きなワインを持ち寄って時々
テイスティングのまねごとでもしていくと、テイスティングがとっても楽しくなりますよ。そして、ワインの味も分かつてきますからね。
楽しんでくださいね。

name: バッカス・TAKA | date: 2008.3.19 at: 01:33

やまさん、こんばんわ!いつもワインを楽しみ、素敵なお友達と一緒に食事やお茶、みんなとの会話がぴちぴちと弾んで、笑いも絶えない楽しい盛り上がりみたいですね。ワインもお話も気の合った仲間と過ごすのは楽しいものですよね。
やまさんは、少しずつワインの楽しみかたが身についてきたから、お友達との会話もさらなるレベルに深まり、もりあがっていってるのでしょうね。さらに、ワインの奥儀をマスターしてくださいね。

name: バッカス・TAKA | date: 2008.3.19 at: 01:44

Kaoriさん、こんばんわ!ワインは絵になりますよね。奇麗!奥深い!不思議!それでいて、美味しい!素敵な神さまからのおくりものですよね。
もっともつと、ワインは楽しむことができますからね。
次の日に残る・・・とのことですが、基本的には
日本人は、欧米人に比べて、アルコール分解酵素が生まれながらに少ないそうですから、あまり深酒は体質に合わないのですよね。ワインは「3日酔い」がありますから注意してくださいね。
私も経験ありますが、苦しみの3日間になりますからね・・・。飲みなれることもあるでしょうが
悪酔いしないためには、料理をいただきながらがいいですね。それに、オリーブ、チーズを食べてからお酒を飲む。10時前に酒の宴を終える・・・。最後のテーマは難しいですね。
あとは、飲んで帰宅したら、コップ一杯ヨーグルトを飲んでおくのも、翌朝しゃきっとしますよ。
皆さんは、何か心掛けていることがありますか。
アイデアをおねがいしますね。

name: バッカス・TAKA | date: 2008.3.19 at: 02:04