バッカス・TAKA
●諏訪部孝道・ワインセミナー講師 上智大学経済学部卒業、専門は企業の経営コンサルタントで、イタリア、フランス、アメリカなど海外に行く機会が多く、ビジネスをはじめ、趣味は、ワイン、テニス、ゴルフ、ラグビー、スキーに、囲碁、絵画・・・・など幅広い。
楽しいワイン講座 ~後編~
DATE:2008.3.21
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~仲間でテイスティング!~
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それでは前回の続きですよ!
ところが、同じぶどうでも、フランス以外のワインで比較すると、例えば、カリフォルニアのピノ・ノワールとチリのカベルネ・ソーヴィニヨンを比べると
カリフォルニアのピノ・ノワールに人気が集まりました。
カリフォルニアの果実味の美味しい口当たりが好まれ、ワンランクもツウランク上の美味しさのワインの妙を感じさせてくれるのですね。

しかも、どちらも美味しいと選んだ人が大変多くなるのです。面白いですね。
この辺に、「ワインの好み」「ワインの味」の感じ方が隠されているのでしょうね。
どんなワインの味が好まれるのか・・・ね。

カリフォルニアもチリワインも美味しいワインなのですが、両方のワインが美味しいと感じる人が多くなったのは、太陽のせいです。
カリフォルニアとチリには、いつも美味しいワインが収穫でき、不作がないのです。
よって、ほとんど「ヴィンテージ」が存在しないのです。
太陽が年中十分に照り、果汁味の高い上質のワインができるのです。
まさに、酸味と渋みと甘味のゴールデンバランスが極めていいのです。
だから、ピノ・ノワールにしても、カベルネ・ソーヴィニヨンにしても、バランスの良い、とても美味しいワインができるのです。

両方のワインが好きというのも、こんなところに美味しさの秘密があったのですね。こんなところにも、国や地域によるワインの美味しさ、そして、世界の人に好まれる訳が分かるようですね。

フランスのカベルネ・ソーヴィニヨンはタンニンがしっかりしていて、
本格的な渋味の長熟ワインですからすごく硬い。
栓を抜いて20~30分くらいおかないと美味しさが出てこない。
一時間も過ぎると、徐々に、美味しさを増すのですね。
渋味のバランスが素晴らしくなるのです。

この渋味のバランスのとれた凝縮感が、きめ細かな旨さに変わったとき
ボルドーのワインは、その特性を発揮し美味しさが神々しくなるのです。
芸術的な「熟成」の魔法にかけられた、絶品ワインに変身するのですね。
しかし、理屈ぽく、飲むまでに時間がかかり過ぎるので、アメリカ人には敬遠されるのですね。

そして、熟成した飲みごろの銘醸ワインになると、美味しさとして引き立っていた「酸味」や「渋み」が、丸みを帯びたまろやかなコクと深みのある「絶妙なコクのバランス」「芳醇」な味わいに変わっていくのです。

香りも、青みの野菜から腐葉土や土の香りになり、ブラックベリー、黒トリフに変化していきます。
色も、鮮やかな赤紫から、ガーネットに、そして、オレンジ色、黒ずみを増し焦げ茶色になっていきます。
「南北」の地理的な関係と合わせて、頭の隅に置いておくと役にたちますよ。

いろいろと仲間たちとのテイスティングのありようを話してきましたが、
テイスティングは、楽しく味わうこと、感じたままを話し合い、表現しあうことからはじめましょう。
できるだけ分かりやすく、易しい言葉を使って、あまり、難しく理屈ぽくやろうとしないことです。
ワインの好みには、個人差があるように、香りや味わいの感じ方にも敏感なひともいれば、感じ方が弱いひともいるものです。

大切なことは、たくさん感じることでも、少なく感じるから引け目をもつものでもありません。
自分が美味しく感じることが大切なのです。
その感じ方を、素直に表現し、感じたままを楽しく話あうことです。
こういうワインのこと、味わいや感じたことをはなしていくと、少し気分が乗る言葉や、うまく気持ちが伝わる言葉が身に付き、どんどん、自分らしいきれいな言葉、おしゃれな言葉、輝くことば、感動させる言葉が使えるようになります。

ワインを通して、あなたの輝く個性を、光らせてください。
そして、少しずつ自分で感じる精一杯の味わい方、楽しみ方、喜びを味わい、
素敵な仲間と出会い、楽しい会話が弾み、ワインが素敵な人生の友になるよう、もっともっとワインを楽しめたらいいですね。
たくさん素敵な仲間とテイスティングを楽しんでくださいね。
バッカス・TAKA
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Comment(4)
TAKAさん、こんばんは。
私はカリフォルニアやチリのワインはあまり飲まないのですが、今回のお話の「ゴールデンバランス」のことばに魅かれて興味をもちました。
ヴィンテージが存在しなかったり、毎年美味しいワインができる点にも興味が湧きました!
そうは言っても、年ごとに味わいの変化はありますよね??
よろしければTAKAさんの好きなカリフォルニア、チリのワインを教えてください。
name: やま | date: 2008.3.21 at: 17:41
やまさん、こんばんわ!
カリフォルニアのワインは、とってもジューシー
でコクがあるので、万人にとって、飲みやすく好かれています。いろんな種類のワインを味わいたいのなら、ロバート・モンダヴィのワインを飲まれるといいですよ。カベルネ・ソーヴィニヨンからメルロー、ピノノワール、ジンファンデルと、そして、白のシャルドネ、フュメ・ブラン(=ソーヴィニヨン・ブラン)とすべて美味しいです。
ほかに、スタッグス・リーブ、シャトー・モンテリーナなどがお薦め。チリは、エスクード・ロホ(マイボ・チリ)、ロス・バスコスなどを飲んでみてください。少したかいですが、アルマビバもいいですよ。チリはほんとに美味しいですから、たくさん飲んでみてください。感想を聞かせてね!
name: バッカス・TAKA | date: 2008.3.23 at: 00:34
こんにちは!
>フランスのカベルネソーヴィニヨンは、固い
そうなんですね!了解しました。フランスのワインは複雑な味ものが多いような気がします。その個性的な味が好きでイタリアワインより良く飲むんですよ♪人も深みのある人の方が楽しいですよね。
name: kaori | date: 2008.3.25 at: 12:00
Kaoridさん、こんばんわ!ワインの美味しさは、個人個人で違うので、自分が本当に「美味しい!」と思えるワインを見つけて、美味しさを楽しむことが最高なのですよね。自分好みのワインを飲み続けると、ワインの「味わい」の妙も分かるし、ワインの幅もすごく広くなりますからね。
フランスのカベルネ・ソーヴィニヨンの味は、味の複雑さが深いだけ、魅力が大きいですよね。
少しずつ、テイスティングの楽しさも、フィーリングとして、とらえてきたのではないでしょうかね。仲間でテイスティングを気楽にしてくださいね。ワインは、ほんに素敵ですよね!
ぜひ、楽しんでくださいね。
name: バッカス・TAKA | date: 2008.3.25 at: 23:57
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